お母さん、
お母さんがお空に旅立ってからもうじき５ヶ月がやってきます。
痛くて辛くて疲れた体は、ちょっとは癒されてますか？
姉ちゃんはお母さんのこと思うたびに
「お空で幸せでいてくれているかな？」
「寂しい思いはしていないかな？」って
胸が痛みます。
姉ちゃんは遠くに住んでいてお母さんの病気のことを知るよしもありませんでした。
いつものように実家に電話したら
「年末からお腹が痛くて明日から入院することになっちゃた・・」って。
検査検査でなかなか病状がはっきりしなく、
１ヶ月経って聞いた言葉は「大腸癌」。
病院嫌いで怖がりなお母さん、手術はさぞ怖かったでしょう。
それなのに
姉ちゃんの子供達を心配して、手術は立ち会わなくっていい・・って。
「春休みになったら退院してるかもしれないから ゆっくり遊びにおいで」って。
どこまでも気を使うお母さんでした。
３月に会いに行った時のお母さんはちょっと細くなっちゃったけど、
相変わらずの口調で「ホントに病気なの？！」って
思うくらい調子良さそうに見えたのに・・
４月に会ったお母さんはいつものお母さんじゃなくなってたよね。
たかくんからの電話で「姉ちゃん間に合わないかも・・」って聞いたときは
「嘘でしょう！！！なんでそんなに一月で悪くなっちゃうの？」って
悔しくて悔しくて、電話口でいっぱい泣いたんだよ。
お母さんはもっともっと悔しかったよね・・
けど、お母さん頑張ってくれてた！！！
姉ちゃんが病院に着いた時にもちゃ〜んと待ってくれてた！！
変わり果てた姿だったけど、しっかり待ってくれてた。
私、あの光景は絶対に忘れないよ！！
お母さん、あれが姉ちゃんに伝えたかったことでしょ？！
お母さんって強い、お母さんって凄い！
何よりも母の愛情がしっかり伝わってきた気がしたよ。
もっと近くにいたら、もっと愚痴もいっぱい聞いてあげられたのに・・
もっともっとお母さんのために出来る事があったかもしれないのに・・
あと１週間で５８歳を迎えられたのに・・・
お母さん、ごめんね。
治してあげられなくってごめんね。
お通夜の時、夜通し
たかくんとお母さんの思い出話をしてたの、聞こえてた？！
いつもいつも笑ってて豪快で、
ホント家族の太陽だったお母さんが突然いなくなったんだもの、
その寂しさったら・・
お父さんはやつれちゃって見てられなかったけど、
あなたの子供達は
写真を見ながら思い出話で笑って過ごせたよ。
誕生日にお供えした「モンブラン」は美味しかったかなぁ・・
お母さんの姿は見えなくなっちゃたけど、
今でもいつもと変わらずお父さんもたかくんも私も
ちゃ〜んとお母さんと一緒にいるからね！！
姉ちゃんはお母さんと二人分、これからの人生を頑張っていきます！！
お母さんのことは姉ちゃんの子供達もいつもと変わらず話してくれるし、大丈夫です！！
お姉ちゃんは５歳、弟は２歳、これからの成長を楽しみにしてたでしょう。
お母さんはね、みんなの心に一緒にいるから・・
でもお母さんは「お父さんじゃお世話が駄目だっ！！」ってヒヤヒヤしてるかな？
いつか私が年老いてお空に行った時には、
また賑やかにいっぱい話しようね。
たぁ〜くさん思い出話持っていくから・・・
まだまだ時間がかかるけど、それまでどうか見守っていてね。
お母さん・・ありがとう！！！
お姉ちゃん
2007年9月17日
